カモノハシには昔、歯があった?2500万年前の化石から判明
執筆:峰 啓介
- 院長ブログ
カモノハシの祖先には、ザリガニの殻も砕く歯があった

最近の研究で、約2500万年前のカモノハシの祖先には歯があり、しかもザリガニの殻も砕けるほど強力な顎を持っていたことが明らかになりました。
現代のカモノハシには歯がありませんが、泳ぎに使う前肢の骨格はほぼ2500万年前から変わっていないそうです。
当時の中央オーストラリアには広大な湖や川が広がり、イルカやフラミンゴの祖先と同じ環境で暮らしていたといいます。なんともロマンのある話ですね。
「カモノハシには歯がない」ということをご存じでしょうか。
現代のカモノハシには、人間のような歯はありません。しかし、最近の研究によって、約2500万年前に生きていたカモノハシの祖先には歯があり、硬いものを砕けるほど強力な顎を持っていたことが明らかになりました。
では、これほど強い歯を持っていたカモノハシは、なぜ進化の過程で歯を失ったのでしょうか。
歯科医師としても、とても興味をそそられる話です。今回は、カモノハシの歯と進化に関する研究をきっかけに、「歯」という組織について、そして今ある自分の歯を守る大切さについて考えてみたいと思います。
最大の謎 なぜ歯を失ったのか
進化の過程で歯を失ったカモノハシ
ここからが面白いところです。
カモノハシがいつ、なぜ進化の過程で歯を失ったのかは、まだ解明されていません。化石も極めて少なく、全体像には多くの謎が残っています。
歯科医師として気になるのは、「歯がなくなっても子孫を残せた、むしろ歯がない方が有利だったかもしれない」という点です。
強力な歯を持ちながらそれを捨て、2500万年かけて歯のない生き物へと変化していった進化とはつくづく不思議なものです。
人間から歯がなくなることはあるのか

カモノハシの話を聞いて、「人間もいつか歯がなくなるの?」と思った方もいるかもしれません。
結論から言うと、当面はないと思います。
理由はシンプルです。
歯が汚いとモテないからです。
カモノハシと違い、人間は見た目や清潔感が交際相手を選ぶ上で大きな要素になります。
歯並びや歯の白さ、口臭は第一印象を大きく左右します。
「歯がきれいな人に惹かれる」という感覚がある限り、人間が進化の過程で歯を失う方向に向かうとは考えにくい。
むしろ逆で、歯の美しさや健康への意識は時代とともに高まっています。
→【おすすめ院長ブログ】8020運動|80歳で20本以上の歯を残すことを目標とした取り組み
2500万年後はわからなくても、今の歯は確実に大切です
進化の話は壮大ですが、結論はシンプルです。
2500万年後の人類に歯が残っているかどうかはわかりません。
しかし、今この瞬間、あなたの歯は確実に大切です😊
毎日の歯磨きや定期検診、歯周病予防は、未来の自分への投資でもあります。
お口のことが気になる方は、三重県伊賀市の歯医者、峰歯科・矯正歯科クリニックまでどうぞお気軽にご相談ください。