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峰歯科ブログ

8020運動を達成するには?自分の歯を守るためにできること

執筆:峰 啓介

  • 院長ブログ
8020運動達成

「8020運動」という言葉を聞いたことはありますか?
これは80歳になっても20本以上の自分の歯を保つことを目標とした取り組みです。

自分の歯をできるだけ多く残し、年齢を重ねても食事を楽しむためには、虫歯や歯周病になってから治療するだけではなく、若いうちから歯を守っていくことが大切です。
では、8020運動を達成するためには、具体的にどのようなことを意識すればよいのでしょうか。

8020運動を達成するために大切な4つのこと

できるだけ歯を削らない

歯は一度削ると元には戻りません。
治療を繰り返すほど「歯は小さくなる・強度が下がる・最終的に抜歯に近づく」という流れになります。
だからこそ最初にどれだけ削らずに済むかが重要です。できるだけ治療を繰り返さず、自分の歯を長く残していくことが、8020の達成にもつながります。

予防が最も大切

8020を達成する上で最も大切なのはやはり「予防」です。
虫歯や歯周病になってからではなく、日々の歯磨きと定期的なクリーニングで、そもそも悪くならない状態を作ることが重要です。

→クリーニング・予防歯科ページはこちら

早期発見

仮に問題が起きたとしても早く見つけることで、削る量を減らせたり、大きな治療を避けられる可能性が高くなります。痛くなる前に見つけることが歯を守るポイントです!
虫歯や歯周病は、進行するほど治療の範囲が大きくなることがあります。定期検診を受けることは、症状が出る前の変化を早期に発見するためにも重要です。

治療は最小限に

治療が必要な場合でもできるだけ削らない・広げないという考え方が重要です。
必要以上に手を加えないことで歯の寿命を延ばすことにつながります。

→関連記事『歯を削りすぎないCR治療』

8020運動を達成するために今日からできること

8020を目指すためには、歯科医院での予防や治療だけではなく、毎日のセルフケアも大切です。
将来できるだけ多く自分の歯を残すために、日頃から次のようなことを意識してみましょう。

毎日の歯磨きを丁寧に行う

虫歯や歯周病を予防する基本は、毎日の歯磨きです。特に就寝中は唾液の分泌量が減るため、寝る前はより丁寧な歯磨きを心がけましょう。
歯ブラシだけでは、歯と歯の間などの汚れを十分に取り除くことが難しい場合があります。
デンタルフロスや歯間ブラシなども活用し、歯ブラシが届きにくい部分まで清潔に保つことを意識しましょう。

フッ素配合の歯磨き剤を活用する

虫歯予防のためには、フッ素配合の歯磨き剤を使用することも一つの方法です。毎日の歯磨きに取り入れることで、虫歯予防につながります。

食生活や間食のとり方にも注意する

虫歯予防では、甘いものの量だけでなく、食べたり飲んだりする回数にも目を向けてみましょう。間食を何度もしたり、糖分を含む飲み物を長時間少しずつ飲んだりすると、お口の中が虫歯になりやすい状態になる時間が長くなります。食事や間食の時間をある程度決めて、だらだら食べ続ける習慣を見直すことも8020につながる取り組みの一つです。

8020を目指すなら歯周病予防も大切

自分の歯を長く残すためには、虫歯だけでなく歯周病の予防も重要です。
歯周病は、歯を支えている歯ぐきや骨などに影響する病気です。進行すると歯を支える力が弱くなり、最終的には歯を失う原因になることがあります。

また、歯周病は初期には自覚症状が少ないこともあるため、自分では気づかないうちに進行しているケースもあります。毎日の歯磨きだけでなく、歯科医院で歯ぐきの状態を定期的に確認してもらうことが大切です。

定期検診が8020の達成につながる理由

「毎日しっかり歯を磨いているから、歯医者には痛くなったときだけ行けばいい」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自分ではきれいに磨けているつもりでも、歯と歯の間や歯ぐきとの境目などには汚れが残ってしまうことがあります。

定期検診では、虫歯や歯周病がないかを確認するほか、普段の歯磨きでは取り除きにくい汚れのクリーニングや、セルフケアの状態も確認します。定期的にお口の状態を確認しておくことで、問題の早期発見につながり、大きな治療が必要になる前に対応できる可能性も高まります。「悪くなったら歯医者に行く」のではなく、「悪くならないように歯医者に通う」という習慣が、将来の歯を守ることにつながります

40代・50代からでも8020を目指せる?

「今まで何本か歯を治療しているから、今さら予防しても遅いのでは?」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、大切なのは今残っている歯をこれからどのように守っていくかです。すでに治療した歯がある場合も、定期的に状態を確認し、新たな虫歯や歯周病、再治療をできるだけ防いでいくことが重要です。

40代・50代はもちろん、それ以降でも、お口の状態に合わせたセルフケアと定期的な歯科受診を続けることが、将来の歯を守ることにつながります。

8020を達成できなくても「噛めること」を諦めない

8020は、自分の歯を長く残すための一つの目標です。しかし、すでに歯を失っていて「80歳で20本残すのは難しい」という方もいらっしゃいます。20本という数字だけにとらわれる必要はありません。残っている歯をできるだけ守りながら、歯を失った部分については、お口の状態に応じて入れ歯・ブリッジ・インプラントなどで噛む機能を補う方法があります。

「8020を達成できそうにないから意味がない」と考えるのではなく、今ある歯を守り、できるだけ長く食事を楽しめるお口の状態を目指していきましょう。

8020運動を達成するために今から歯を守りましょう

  1. できるだけ歯を削らない
  2. 予防を徹底する
  3. 問題を早期発見する
  4. 必要な治療をできるだけ最小限にする

ことが大切です。
そして、そのためには毎日の歯磨きやフロス・歯間ブラシによるセルフケアと、定期的な歯科医院でのチェックを続けていく必要があります。

「悪くなったら治す」のではなく、「悪くならないように守る」。

この考え方をできるだけ早い段階から取り入れることが、80歳になっても自分の歯で噛み続けるための第一歩です。

三重県伊賀市の峰歯科・矯正歯科クリニックでは、将来を見据えて歯を守るための予防や定期的なメンテナンスにも取り組んでいます。これから先も自分の歯で食事を楽しめるよう、一緒にお口の健康を守っていきましょう。

峰 啓介

[著者] 峰 啓介

三代目 院長 歯科医師 [所属] 峰歯科・矯正歯科クリニック

峰歯科・矯正歯科クリニック3代目院長、峰啓介です。素晴らしい患者様と素晴らしいスタッフに囲まれて、日々診療をしております。2006年から実家である当院に勤務しております。皆様に私のことをより知って頂ければ幸いです。

[経歴紹介]

  • 東京医科歯科大学 歯学部(現 東京科学大学)卒業
  • 同大学大学院咬合機能矯正学分野(矯正科)入局
  • 東京医科歯科大学大学院 卒業
  • 三重大学医学部附属病院
  • 口腔外科学講座入局
  • 現在 峰歯科・矯正歯科クリニック 院長