永久歯の「先天性欠如」って?
永久歯が本来生えてくるはずの場所に歯の芽(歯胚)が存在しない状態のことをいいます。
レントゲン検査で確認され、小学生の中学年〜高学年頃に発見されることが多くなります。
レントゲン検査で確認され、小学生の中学年〜高学年頃に発見されることが多くなります。

最近、増えていると感じます
当院でも、以前より永久歯の先天性欠如のご相談が増えています。
原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝や環境の影響が関係しているといわれています。
原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝や環境の影響が関係しているといわれています。
先天欠如によって起こる2つの問題
01
歯の数が合わず、歯並びや咬み合わせに影響する
上下で歯の本数が合わないと、かみ合わせや歯並びのバランスが崩れやすくなります。
02
大人になってから、乳歯が抜けてすき間が残る
欠如部には永久歯がないため、将来的に「すきっ歯」になるリスクがあります。
当院の対応方針
歯並びの問題には矯正で対応
永久歯が少なくても、多くの場合は矯正治療によって噛み合わせを整えることが可能です。
先天欠如がない子どもでも矯正が必要になることは多く、特別に深刻な問題というわけではありません。
当院では、上下の歯の本数が合わない場合でも、今ある歯で良い噛み合わせを作ることを目指した治療方針をご提案しています。
先天欠如がない子どもでも矯正が必要になることは多く、特別に深刻な問題というわけではありません。
当院では、上下の歯の本数が合わない場合でも、今ある歯で良い噛み合わせを作ることを目指した治療方針をご提案しています。

将来のすき間の問題も、人工物に頼らず解決できる場合があります
永久歯が足りないと聞くと、「インプラントや差し歯が必要なのでは…」と不安になる保護者の方も多いです。
しかし、当院ではできるだけ本人の歯や自然な成長を活かして対応することを大切にしています。
例えば、状況に応じて成長を見ながら処置のタイミングを計ることで、人工物を使わずに将来的なすき間を回避することができるケースもあります。
※詳細な方法については、実際の診察時にご説明いたします。
しかし、当院ではできるだけ本人の歯や自然な成長を活かして対応することを大切にしています。
例えば、状況に応じて成長を見ながら処置のタイミングを計ることで、人工物を使わずに将来的なすき間を回避することができるケースもあります。
※詳細な方法については、実際の診察時にご説明いたします。
他にも、こんな対応が可能です
・複数の歯が欠如している場合
→ 状況によっては「歯の移植」で補えることがあります。
当院では、大学院時代に歯牙移植の研究を行っていた院長が対応しています。
→ 状況によっては「歯の移植」で補えることがあります。
当院では、大学院時代に歯牙移植の研究を行っていた院長が対応しています。
・6本以上の先天欠如がある場合
→ 条件を満たせば保険適用の矯正治療が可能です。
必要な書類作成から治療まで一貫して対応します。
→ 条件を満たせば保険適用の矯正治療が可能です。
必要な書類作成から治療まで一貫して対応します。
最後に
永久歯の先天欠如は、早期発見と計画的な対応で、将来の機能・見た目を守ることができます。
そして、すべての場合にインプラントや差し歯が必要になるわけではありません。
「まずは何ができるのか知りたい」という段階でも構いません。お気軽にご相談ください。
そして、すべての場合にインプラントや差し歯が必要になるわけではありません。
「まずは何ができるのか知りたい」という段階でも構いません。お気軽にご相談ください。
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