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峰歯科ブログ

子どもの永久歯先天欠如についての症例

執筆:峰 啓介

  • 矯正情報ブログ

伊賀市の歯医者、峰歯科・矯正歯科クリニックでは、永久歯の先天性欠如(生まれつき永久歯の芽が無い状態)に対する治療に力を入れています。矯正歯科治療だけで対応できるケースもあれば、歯の移植(歯牙移植)を組み合わせて対応するケースもあり、状態に応じていくつかの選択肢があります。

ここでは、実際に峰歯科・矯正歯科クリニックで行った治療の症例を3つご紹介します。インプラントやブリッジに頼らず、ご自身の歯や成長を活かして対応できたケースもあります。先天性欠如の基本的な考え方については、子どもの永久歯の先天性欠如についてもあわせてご覧ください。

矯正歯科治療による先天欠如対応症例

治療前▲

上下左右の第2小臼歯(5番)の先天欠如が見られ、乳歯が残存している状態です。(2015年8月

治療後▲

矯正治療により、欠損部のスペースを閉じた状態です。インプラントやブリッジなどの補綴処置は行っていません。

■治療内容
この患者様は、上下左右の第2小臼歯(5番)の先天欠如が確認されました。
乳歯(E)が残存していましたが、矯正治療により欠損部のスペースを閉鎖することで、インプラント等の補綴処置を行わずに対応しました。

■治療期間
約1年

■費用
約75万円(税込)

■リスク・副作用
・歯の移動に伴い痛みや違和感が生じることがあります。
・歯根吸収や歯の動揺が起こることがあります。
・まれに希望通りのスペース閉鎖が困難な場合があります。

■ご注意ください
この症例は、峰歯科・矯正歯科クリニックで実際に行った治療の一例です。
治療の結果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。
治療の適応や方針は、歯列や顎の状態によって異なりますので、まずは診察のうえご相談ください。

成長を活かした先天欠如への対応例

治療前▲

下顎両側の5番が先天欠如で、乳歯(E)が残存している状態です。(2014年6月)

治療後▲

自然な歯の動きと処置により、欠損部の隙間が閉じた状態です。(2014年10月)

■治療内容
この患者様は、下顎両側の第2小臼歯(5番)が先天的に欠如していました。
当該部には乳歯(E)が残存していましたが、成長や歯の自然な動きを活かして、将来的なすき間の問題が生じないように対応しました。

■治療期間
約2年(2014年6月〜2016年10月)

■費用
保険診療の範囲内で実施

■リスク・副作用
乳歯の抜歯や歯の移動に伴い、一時的な違和感や咬合変化がみられることがあります。
すき間が閉じきらない場合には、矯正等の追加対応が必要となることもあります。

■ご注意ください
この症例は、峰歯科・矯正歯科クリニックで実際に行った治療の一例です。
成長や歯の動きには個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。
治療方法の適応は、年齢・骨格・歯列の状態により異なりますので、詳細は診察時にご相談ください。

歯牙移植症例のご紹介

治療前▲

右下4・5番が先天的に欠如している状態です。

移植直後▲

右上5番を右下に移植した直後の状態です。

矯正終了後▲

矯正治療により、それぞれの歯間の隙間を閉じた状態です。

■治療内容
この患者様は、右下4番・5番の先天欠如が確認されたため、右上5番を抜歯し、右下の欠損部に移植しました。
その後、矯正治療によって周囲の歯を移植歯に合わせて動かし、隙間を閉じました。

■治療期間
約25か月

■費用
歯牙移植(1本あたり):約10万円(税込)

■リスク・副作用
・移植歯が定着しない場合があります。
・術後に腫れや痛み、感染症の可能性があります。
・移植歯が時間の経過とともに吸収・脱落するリスクがあります。

■ご注意ください
この症例は、峰歯科・矯正歯科クリニックで実際に行った治療の一例です。
治療の結果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。
治療の適応や時期は、口腔内の状態によって異なりますので、まずは診察のうえご相談ください。

複数の症例からもわかる、峰歯科・矯正歯科クリニックの治療の考え方

ここでご紹介した3つの症例に共通しているのは、できるだけ人工物に頼らず、ご自身の歯や成長を活かして先天性欠如に対応するという考え方です。歯の移植については、院長が大学院時代に研究していた分野でもあり、条件が合えば選択肢のひとつとしてご提案しています。

治療方針は、歯の本数や位置、顎の成長段階によって一人ひとり異なります。峰歯科・矯正歯科クリニックがどのような考え方で矯正歯科治療に取り組んでいるかについては、伊賀市で矯正歯科をお探しなら、峰歯科が選ばれる理由でも詳しくご紹介しています。

峰歯科・矯正歯科クリニックの先天性欠如相談について

「うちの子は先天性欠如と言われたけれど、どんな治療法があるのか知りたい」という段階でのご相談も歓迎しています。伊賀市で先天性欠如の治療をお探しの方は、お気軽にご相談ください。

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峰 啓介

[著者] 峰 啓介

三代目 院長 歯科医師 [所属] 峰歯科・矯正歯科クリニック

峰歯科・矯正歯科クリニック3代目院長、峰啓介です。素晴らしい患者様と素晴らしいスタッフに囲まれて、日々診療をしております。2006年から実家である当院に勤務しております。皆様に私のことをより知って頂ければ幸いです。

[経歴紹介]

  • 東京医科歯科大学 歯学部(現 東京科学大学)卒業
  • 同大学大学院咬合機能矯正学分野(矯正科)入局
  • 東京医科歯科大学大学院 卒業
  • 三重大学医学部附属病院
  • 口腔外科学講座入局
  • 現在 峰歯科・矯正歯科クリニック 院長