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峰歯科ブログ

歯磨きがめんどくさい方へ!毎日続けるための歯磨きのコツ

執筆:峰 啓介

  • 院長ブログ
歯磨きが面倒なあなたへ「不潔」だと考えてみてください

先日、ある調査結果を目にしました。
「口の中の健康は大切」と考える人は約8割にのぼる一方、「オーラルケアは面倒」と感じる人が半数を超えるというのです。大切だとわかっているのに、面倒になってしまいます。
今回のブログは多くの人が抱えるこの矛盾について、今日は少し違う角度からお話しします。

歯磨きを面倒に感じる理由を考えてみましょう

歯磨きは面倒でも、お風呂に入るのを面倒だと思う人は、それほど多くありません。

なぜでしょうか。
それは、お風呂に入らないと不潔だと、多くの人が考えているからです。
泥んこになった手をそのままにしておきたい人はいません。汚いから、すぐに洗いたいと思うはずです。

私たち歯科医師は、必ず歯を磨きます。それは意識が高いからではありません。
歯を磨かないことが、どれだけ不潔なことかを、仕事柄よく理解しているからです。

お口の中は想像以上に汚れがたまりやすい場所です

洗わないと出血する場所はほとんどありません

考えてみてください。
体の中で、洗わずにいると出血するようになる場所は、歯茎くらいのものです。
汚れがたまり、細菌が繁殖し、炎症を起こし、やがて出血する。
これは、他のどんな場所の「汚れ」とも比べものにならないくらい、深刻な不潔さです。

泥んこの手は洗わなくても出血しません。
歯磨きを怠ると、放置された歯垢はそこに居座り続け、歯茎を蝕んでいきます。

「健康のため」ではなく「不潔だから」と考えてみる

歯磨きを「健康のためにやるべきこと」と考えると、面倒に感じてしまうのも無理はありません。
でも、「これはとても汚い状態だ」と認識を変えてみてください。

お風呂に入らずにいることと同じ、いやそれ以上に不潔な状態を、口の中に抱え続けているということです。そう考えると、歯磨きへの向き合い方が、少し変わってくるのではないでしょうか。

歯磨きが面倒なら、まず夜だけでも丁寧に

歯磨きが大切だと分かっていても、「毎食後にきちんと磨くのは面倒」「疲れていると、ついそのまま寝てしまう」という方もいると思います。毎回完璧に磨こうと考えることで歯磨きそのものが負担になり、続かなくなってしまうのであれば、まずは就寝前の歯磨きを丁寧に行うことを意識してみてください。

睡眠中は唾液の分泌量が少なくなるため、お口の中の細菌が増えやすい環境になります。寝る前に歯に付着した汚れをできるだけ落としておくことは、虫歯や歯周病を予防するうえでも大切です。

「毎回完璧にできないから、今日はもういい」と考えるのではなく、まずは毎日の生活の中で歯磨きを続ける習慣をつくることから始めてみましょう。

短時間でも磨き残しやすい場所を意識しましょう

歯磨きは、ただ長い時間磨けばよいというものではありません。大切なのは、汚れが残りやすい場所に歯ブラシの毛先をきちんと当てることです。特に、

  • 歯と歯の間
  • 歯と歯茎の境目
  • 奥歯の噛み合わせ部分
  • 歯並びが重なっている部分

などは、磨き残しが生じやすい場所です。

歯ブラシを強く押しつけてゴシゴシ磨く必要はありません。毛先を歯の表面や歯と歯茎の境目に当て、軽い力で小刻みに動かしながら磨いていきましょう。「何分磨けば大丈夫」と時間だけを目安にするのではなく、どこに汚れが残りやすいのかを意識して磨くことが大切です。

歯と歯の間など、歯ブラシだけでは十分に清掃しにくい場所には、必要に応じてフロスや歯間ブラシなどを取り入れる方法もあります。

自分に合った歯磨き方法を歯科衛生士に相談する方法も

当院は、歯科衛生士が患者さんのお口の健康をサポートしています。
歯磨きが面倒に感じる方の中には、「どこを重点的に磨けばよいか分からない」「毎回きちんと磨けているか不安」という方もいるかもしれません。

歯並びや磨き残しやすい場所は一人ひとり異なるため、歯科医院で実際のお口の状態を確認し、自分に合った歯磨き方法を知ることも、毎日のケアを続けるきっかけになります。

→【関連ブログ】歯科衛生士ってどんな仕事?その魅力について

毎日の歯磨きと歯科医院でのクリーニングを組み合わせましょう

峰歯科 クリーニング

毎日丁寧に歯を磨いていても、自分では磨きにくい場所や、磨き方の癖によって汚れが残りやすい場所があります。歯に付着したプラーク(歯垢)が時間の経過によって歯石になると、歯ブラシだけで取り除くことは難しくなります。そのため、毎日の歯磨きを基本としながら、歯科医院で定期的にお口の状態を確認し、必要に応じてクリーニングを受けることも大切です。

歯科医院では、歯石や汚れを取り除くだけでなく、「いつも同じ場所に汚れが残っている」「歯ブラシが届きにくい場所がある」といった、ご自身では気づきにくい磨き方の癖を確認することもできます。毎日のセルフケアと歯科医院でのケアを組み合わせながら、虫歯や歯周病になりにくいお口の環境を保っていきましょう。

→クリーニング・予防歯科ページはこちら

峰歯科ではクリーニングに新品の歯ブラシを使用しています

三重県伊賀市の峰歯科・矯正歯科クリニックでは、患者さんに安心してクリーニングを受けていただけるよう、毎回新品の歯ブラシを使用しています。

歯のクリーニングに使用する歯ブラシを使い回さず、一人ひとりに新しいものを用意することは、当院が大切にしている取り組みの一つです。毎日の歯磨きが面倒に感じる方も、まずは自宅でできるケアを続けながら、歯科医院での定期的なメンテナンスを上手に活用してみてください。

毎日の歯磨きが将来の健康につながります

「毎回完璧に磨かなければ」と考えると、歯磨きそのものが負担になってしまうこともあります。歯磨きが面倒に感じる方は、まず就寝前の歯磨きを丁寧に行い、汚れが残りやすい場所を意識することから始めてみてください。

そして、毎日の歯磨きだけでは落としきれない汚れについては、歯科医院で定期的に確認することも大切です。「面倒だからやらない」のではなく、自分が続けやすい形で毎日の習慣にしていくこと。それが、将来のお口の健康を守ることにつながります。

峰 啓介

[著者] 峰 啓介

三代目 院長 歯科医師 [所属] 峰歯科・矯正歯科クリニック

峰歯科・矯正歯科クリニック3代目院長、峰啓介です。素晴らしい患者様と素晴らしいスタッフに囲まれて、日々診療をしております。2006年から実家である当院に勤務しております。皆様に私のことをより知って頂ければ幸いです。

[経歴紹介]

  • 東京医科歯科大学 歯学部(現 東京科学大学)卒業
  • 同大学大学院咬合機能矯正学分野(矯正科)入局
  • 東京医科歯科大学大学院 卒業
  • 三重大学医学部附属病院
  • 口腔外科学講座入局
  • 現在 峰歯科・矯正歯科クリニック 院長