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峰歯科ブログ

歯磨きしなくても虫歯にならない人がいる?歯科医師が理由を解説

執筆:峰 啓介

  • 虫歯治療
歯医者に通うべき理由

面白いエピソードだなと思いながら、歯科医師として「でも、その後はどうなったんだろう」とつい気になってしまいました。

「歯磨きをしていないのに、なぜ虫歯にならないの?」と不思議に感じる方もいると思います。
実際、虫歯のなりやすさには個人差があり、歯の形や歯並び、唾液の質や量、口腔内の細菌バランスなど、さまざまな要因が関係しています。そのため、あまり虫歯になったことがないという方がいるのも事実です。

ただし、虫歯にならないからといって、歯磨きをしなくても問題がないわけではありません。特に注意したいのが、虫歯とは異なる仕組みで進行する歯周病です。
今回は、歯磨きをしなくても虫歯になりにくい人がいる理由と、それでも歯磨きや歯科医院での定期検診が大切な理由についてお話しします。

虫歯になりやすさには「体質」も関係している

虫歯になりやすい人・なりにくい人がいるのは事実です。
歯の形や歯並び、唾液の質や量、口腔内の細菌バランスなど、さまざまな体質的要因が虫歯リスクに関わっています。

コウジさんのように歯の隙間が広いことで、食べ物が詰まりにくく、虫歯になりにくいケースもあります。実際に「ほとんど虫歯になったことがない」という方は一定数いらっしゃいます。
ただし、ここで大切なのは「虫歯にならない=お口が健康」というわけではない、ということです。

「虫歯にならない」と「お口の健康」は別の話

歯周病は誰にでも起こりうる

歯周病

虫歯になりにくい体質の方でも、年齢とともに歯周病のリスクは高まります。
歯周病は虫歯とはまったく別のメカニズムで進行する病気です。歯磨きや定期的なケアが不足していれば、体質に関係なく進行してしまいます。 しかも歯周病は痛みが少ないまま進行することが多く、気づいたときにはかなり悪化しているケースも少なくありません。

「自分は大丈夫」が受診の遅れにつながることも

歯科医師として長年診療していると、意外に感じることがあります。
それは、比較的早い段階で歯を失ってしまう方の中に、「自分は虫歯になったことがないから大丈夫」と考えている方が少なくないということです。

虫歯がないことで歯への自信が強くなり、歯茎の出血や口臭など歯周病のサインが出ていても、「自分は歯が丈夫だから問題ない」と受診を後回しにしてしまう。
その結果、久しぶりに歯科医院へ来られたときには、歯周病が大きく進行していたというケースもあります。

→峰歯科の『虫歯治療』ページはこちら

→【おすすめ記事】おやつは「時間」が鍵!虫歯になりにくい食べ方のルール

将来も自分の歯で過ごすために

歯の検診

歯科医院で行う定期検診は、単に虫歯を見つけるためだけのものではありません。
歯石の除去や歯周病のチェック、咬み合わせの確認など、お口全体の健康を守るために重要な役割があります。
特に虫歯になりにくい方ほど、「症状がないから行かない」ではなく、症状が出る前に確認するという意識が大切です。

→峰歯科の『クリーニング・予防歯科』ページはコチラ

虫歯になりにくい体質は、確かに恵まれた一面かもしれません。
しかし、お口の健康を長く守るためには、虫歯だけではなく歯周病も含めて考える必要があります。
歯磨きや定期検診は、「今困っていないから必要ない」のではなく、将来も自分の歯で食事を楽しむための習慣です。
コウジさんの歯が今どうなっているのか、一茂さんも気になっているようでしたが…歯科医師としても、ぜひ定期検診には来ていただきたいところです。

お口のことが気になる方は、三重県伊賀市の歯医者、峰歯科・矯正歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。

→定期健診や歯のお悩みのご予約はこちら

峰 啓介

[著者] 峰 啓介

三代目 院長 歯科医師 [所属] 峰歯科・矯正歯科クリニック

峰歯科・矯正歯科クリニック3代目院長、峰啓介です。素晴らしい患者様と素晴らしいスタッフに囲まれて、日々診療をしております。2006年から実家である当院に勤務しております。皆様に私のことをより知って頂ければ幸いです。

[経歴紹介]

  • 東京医科歯科大学 歯学部(現 東京科学大学)卒業
  • 同大学大学院咬合機能矯正学分野(矯正科)入局
  • 東京医科歯科大学大学院 卒業
  • 三重大学医学部附属病院
  • 口腔外科学講座入局
  • 現在 峰歯科・矯正歯科クリニック 院長