有吉さんが語った「わが子への約束」永久歯の先天欠如という問題
執筆:峰 啓介
- 矯正情報ブログ
- 院長ブログ
こんにちは、三重県伊賀市にある歯医者、峰歯科・矯正歯科クリニックの院長KSKこと峰啓介です。
先日、お笑いタレントの有吉弘行さんがラジオでこんな話をしていました。
「生まれつき永久歯がない。どうしても前歯が隙っ歯になってしまう。
虫歯の状態も悪くてインプラントが2本入っている。
歯並びが悪いと歯ブラシが届きにくくて歯肉炎にもなりやすい。
だからわが子には歯の矯正だけは絶対にやってやろうと決めている」
ご自身の経験から、お子さんへの思いを語った場面でした。
歯科医師として、とても共感できる内容でした。
永久歯の先天欠如とは

有吉さんが話していた「生まれつき永久歯がない」という状態を、
歯科では永久歯の先天欠如といいます。
永久歯がもともと存在しない状態で、1本だけの場合もあれば、複数本に及ぶこともあります。
日本人のおよそ10人に1人に見られるとされており、決して珍しいことではありません。
先天欠如が起きやすい場所はある程度決まっています。
下の前歯から2番目(側切歯)や、上下の小臼歯などに多く見られます。
→【関連ブログ】子どもの永久歯の先天性欠如について~こどもの永久歯が足りていない場合の対処法~
先天欠如には遺伝的な要因がある
有吉さんが「男親の方が遺伝しやすい」と話していましたが、先天欠如には確かに遺伝的な要因があります。親に先天欠如がある場合、お子さんにも同じ状態が現れる可能性は高くなります。
ご自身が先天欠如だと知っている方は、お子さんの歯の生え変わりには特に注意して見ていただくことをおすすめします。
永久歯がなかなか生えてこない、左右で生え変わりの時期が大きく違うなど、気になることがあれば早めの受診が安心です。
子どものうちから対応することが重要
先天欠如があると、歯並びが乱れやすくなります。
また、乳歯が抜けた後に永久歯が生えてこないため、大きな隙間が残り、食べにくさなどの不具合が生じることもあります。
当院では、お子さんのうちにインプラントやブリッジなどの人工物に頼らない治療方法を提案しています。
先天欠如のケースでは、矯正治療によってスペースを閉じる方法や、スペースを管理しながら将来の治療につなげる方法など、さまざまなアプローチがあります。
歯が足りない場所や本数、歯並びの状態によって最適な治療方針は変わりますが、それぞれのケースに合わせて柔軟に対応しています。
お子さんの歯が気になる方へ
永久歯の先天欠如は決して珍しいものではありません。
しかし、早い段階で気づくことができれば、将来の治療の選択肢を広げることができます。
「うちの子、歯が生えてこない気がする」「自分が先天欠如なので子どもも心配」という方は、
峰歯科・矯正歯科クリニックまでぜひ一度ご相談ください😊