大人の歯列矯正、何歳からでも遅くない理由
執筆:峰 啓介
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先日、37歳から歯列矯正を始めた女性の記事を見つけました。
昔から歯並びがコンプレックスだったそうで、「残りの人生、もっと自信を持って楽しみたい」と矯正治療を決意されたとのこと。治療後は、口元を気にせず笑えるようになり、写真を撮ることも嬉しくなったそうです。
とても良いお話だと思いました。
歯並びの治療に年齢は関係ありません
「もう40歳だから矯正なんて遅いですよね?」「この年齢からでも歯は動きますか?」大人の患者さんから、このような質問を受けることがあります。
しかし、矯正治療に「何歳まで」という年齢制限があるわけではありません。実際、当院では70代の患者さんの矯正治療も行っています。
もちろん、歯周病の状態や残っている歯、歯を支える骨などを確認して、治療が可能かどうかを判断する必要はあります。しかし、年齢だけを理由に矯正治療を諦める必要はありません。
大人の矯正治療は、お子さんの矯正治療とは異なり、すでに永久歯が生えそろった状態からのスタートになります。そのぶん、歯や歯ぐき、噛み合わせの状態を丁寧に確認しながら、その方に合った治療方法を選んでいくことが大切です。
見た目が気になる。それで良いのです
今回の記事の女性が矯正治療を始めた理由は、昔から気になっていた歯並びでした。それで良いのです。
歯並びは毎日目にするものです。鏡を見るとき、人と話すとき、写真を撮るとき、笑うとき。ずっと歯並びを気にしながら過ごすより、治した方が良い。
「見た目が気になるから矯正したい」それは十分なきっかけだと思います。
見た目だけではなく、歯の健康にもつながります

そして矯正治療には、見た目をきれいにするだけではなく、歯を長く保存するうえでのメリットもあります。
凸凹した歯並びが整えば、歯ブラシやフロスが届きやすくなり、毎日の口腔ケアがしやすくなります。また、噛み合わせを適切に整えることで、一部の歯に負担が集中する状態を改善できる場合もあります。
つまり、「歯並びをきれいにしたい」という思いで始めた矯正治療が、結果として自分の歯を長く残しやすい状態を作ることにもつながります。
見た目が気になって始める。それで良いのです。そして結果的に、将来の歯の健康にもつながります。
当院の矯正治療について
当院では、ワイヤー矯正だけでなく、透明なマウスピースを使った矯正治療にも対応しています。装置の見た目や通院のペース、費用面などはそれぞれ異なるため、患者さんのライフスタイルやご希望に合わせてご相談しながら決めていきます。
大人の矯正治療では、歯を支える骨や歯ぐきの状態も治療方針に大きく関わります。そのため当院では、矯正を始める前にお口全体の状態をしっかり確認したうえで、無理のない治療計画をご提案するようにしています。
→【関連ブログ】マウスピース矯正、本当に自分に合っていますか?
「年甲斐もなく」なんて全くありません
大人になってから矯正治療を考えると、「この歳になって今さら……」「年甲斐もなく見た目を気にして……」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、そんなことは全くありません。37歳なら、この先まだ何十年もあります。50代でも60代でも同じです。
当院では70代になってから矯正治療を受けられている方もいらっしゃいます。これからの人生を、今より気持ちよく笑って過ごすために歯並びを整える。何歳から始めても良いと思います。
そして、歯並びや噛み合わせを整えることは、これから自分の歯を長く使っていくことにもつながります。
気になっているなら、一度相談してみてください
もちろん、歯並びが悪ければ必ず矯正治療をしなければならないわけではありません。ご本人が気になっていなければ、そのままという選択もあります。
一方で、ずっと気になっているのであれば、「もうこの歳だから」という理由だけで諦める必要はありません。
歯並びをきれいにしたい。口元を気にせず笑いたい。それで良いのです。結果として、これから先の歯の健康にもつながります。
矯正治療に興味はあるけれど年齢が気になっているという方も、ぜひお気軽にご相談ください。