高い電動歯ブラシを買えば、歯はきれいになる?
執筆:峰 啓介
- 歯に関するお悩み
こんにちは!三重県伊賀市、峰歯科・矯正歯科クリニックの院長KSK(けいすけ)こと峰啓介です。
今日は「電動歯ブラシ」についてよく聞かれる疑問にお答えしたいと思います。
「高性能な電動歯ブラシに変えれば、もっときれいに磨けるはず」
そう考えて上位モデルの購入を検討したことはありませんか?
あるアンケートでは、約半数以上の方が「高性能なモデルほどきれいに磨ける」と答えていました。
確かに「上位モデルに変えて汚れ落ちが実感できた」という声がある一方、「結局、磨き方次第では?」という冷静な意見も少なくありませんでした。
実際のところはどうなのでしょうか?
清掃効果を決めるのは「機種」ではなく「使い方」
結論からお伝えすると、歯のきれいさを決めるのは機種の性能よりも「使い方と習慣」です。
上位モデルは確かに振動や回転の精度が高く、圧センサーやモード切替など機能も充実していますが、歯面に正しく当てられていなければその性能は発揮されません。
逆に、シンプルな機種でも正しく丁寧に使えば十分な清掃効果が得られます。
掃除機で例えると、「高性能な掃除機を買っても、隅々まで動かさなければ部屋はきれいにならない」ということです。
電動歯ブラシだけでは届かない場所がある
もうひとつ大切なポイントは、電動歯ブラシだけでは磨ききれない場所があることです。
歯と歯の間や奥歯の細かい部分はどんな高性能な電動歯ブラシでも届きにくいことがあるため、フロスや歯間ブラシとの併用が欠かせません。
また、一定の順番で磨く習慣や十分な時間をかけることも仕上がりに大きく影響します。
「電動歯ブラシを使っているから大丈夫」と思って、フロスをサボっていませんか?ぜひ一度、見直してみてください!
手磨きでも、もちろん大丈夫
「電動歯ブラシの振動が手に残る感覚が苦手で、普通の歯ブラシの方が好き」という方もいらっしゃいますが、それで全く問題ありません。
普通の歯ブラシでも隅々まで丁寧に磨けていれば、電動歯ブラシに引けを取らない清掃効果が得られます。
高性能より大切なこと

- 電動歯ブラシの効果は、機種より「使い方」で決まる
- フロスや歯間ブラシとの併用で、より効果アップ
- 手磨きでも、丁寧に・継続して磨くことが何より大切
「特別な道具」よりも「正しい知識と、毎日の習慣」を大切にしてください。それが長い目で見てお口の健康につながると信じています。
歯磨きのことや、お口のことで気になることがあれば、三重県伊賀市の歯医者、峰歯科・矯正歯科クリニックまでどうぞお気軽にご相談ください😊