虫歯の治療費で投資生活が崩壊|本当に10万円かかるのか?
執筆:峰 啓介
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こんにちは、峰歯科・矯正歯科クリニックの院長KSK(けいすけ)こと峰啓介です。
先日、こんな記事が目に留まりました。
手取り22万円から毎月10万円を投資に回し続けた29歳男性が、虫歯の治療費をきっかけに崩壊していったという話です。
治療費をケチって放置した虫歯が悪化し、「インプラントで10万円以上かかる」と告げられ、しぶしぶ証券口座を取り崩したというのです。
読んでいて、歯科医師としてどうしても言いたいことがありました。
インプラントは選択肢の一つに過ぎない
まず、大切なことをお伝えします。
インプラントは、歯を失ったときの治療法の一つです。必須ではありません。
歯を失った場合の選択肢は、大きく三つあります。
インプラントは人工の歯根を骨に埋め込む方法です。
ブリッジは両隣の歯を削って橋渡しにする方法、入れ歯は取り外し式の義歯です。
インプラントは審美性や機能性に優れていますが、保険が適用されないため費用が高くなります。
一方、ブリッジや入れ歯は保険適用で治療できます。
記事の男性が「インプラントで10万円以上」と告げられたとのことですが、インプラントは通常1本あたり30〜50万円程度かかるのが一般的です。
10万円というのはむしろ安すぎて、内容が気になるくらいです。
日本には保険制度がある

日本には、国民皆保険という世界に誇れる制度があります。
虫歯の治療は、基本的に保険診療でカバーできます。
詰め物、被せ物、神経の治療など、多くの治療は保険内で対応できます。
歯を失った場合でも、保険適用のブリッジや入れ歯という選択肢があります。
「虫歯を放置したら10万円かかると言われた」という状況は、保険制度が整った日本ではほとんど考えにくいことです。
もちろん、虫歯を長期間放置すれば治療の難易度は上がります。
早めに来ていただくに越したことはありません。
しかしだからといって、治療費を心配して歯科受診をためらう必要はありません。
→【おすすめ記事】カナダで虫歯1本の治療費が10万円|日本の歯科医療が世界に誇れる理由
当院の考え方「入れなくていい」という選択肢もある

峰歯科・矯正歯科クリニックでは、歯が欠けたり抜けたりした場合に、必ず何かを入れるとは考えていません。
基本的な考え方はこうです。
「歯がなくなって困るから、何か入れたい」そう思うなら、三つの選択肢を提示します。
インプラント・ブリッジ・入れ歯の三択は、あくまで本人が「入れたい」と思ったときの話です。
「特に困っていない」なら、入れなくても構いません。
欠損があっても日常生活に支障がなければ、無理に治療を勧めることはしません。
何が「困る」かは人によって違います。
食べにくい、見た目が気になる、隣の歯が動いてきそうで不安…そういった悩みが出てきたときに、一緒に考えればいい。
治療の主導権は、いつも患者さんにあると思っています。
治療費を理由に歯科医院を遠ざけないために
インプラントは選択肢の一つであり、必須ではありません。
歯を失っても、保険適用のブリッジや入れ歯という選択肢があります。
日本の保険制度のもとでは、虫歯治療に数十万円かかるケースは基本的に考えにくいものです。
欠損補綴も必須ではなく、困るから入れたいなら三択、困らなければ入れないという考え方もあります。治療費の心配から歯医者を遠ざけないでください。
虫歯でお悩みがある方は、三重県伊賀市にある歯医者
峰歯科・矯正歯科クリニックまでどうぞお気軽にご相談ください😊