- 院長ブログ
- 2025/08/06
■ 小学生の“指しゃぶり”、いつまでOK?
こんにちは、三重県伊賀市、峰歯科・矯正歯科クリニックの院長KSK(けいすけ)こと峰啓介です。
■ 「まだ指しゃぶりしてるんですが…」というご相談
「うちの子、小学生になってもまだ指しゃぶりしていて…大丈夫でしょうか?」
そんなご相談をいただくことがあります。
特に、日中に無意識で指しゃぶりをしているお子さんについて、ご心配される方が多いようです。
今日は、歯科の視点とともに、精神的な側面も踏まえてお話しします。
■ 指しゃぶりが“原因”?それとも“結果”?
一般的に、指しゃぶりが続くと、
- 前歯の間にすき間ができる(開咬)
- 上の前歯が前に出てくる(出っ歯)
といった歯並びの変化が起こることがあります。
しかし、実際には**「指しゃぶりによって歯並びが乱れる」のか、「すでにある歯並びが原因で指しゃぶりをする」のか、判断が難しい場合もあります。**
とするならば、指しゃぶりはあってもなくても矯正治療が必要かどうかと関係ない可能性が高いのです。
さらに、指しゃぶりはただのクセではなく、精神的な安定や安心感を得るための行動として行われていることが多いのです。
■ “やめさせる”より、“見守る”が大切
「そろそろやめさせた方がいいのでは…?」と感じる親御さんの気持ちはよく分かります。
ですが、当院では、基本的に無理にやめさせる必要はないと考えています。
なぜなら、
- 小学生になると友達に指摘されるなど、自然にやめるタイミングが来ることが多い
- 無理にやめさせることで、かえって精神的なストレスやトラウマにつながる可能性がある
- 現時点で歯並びにも問題あるならば、指しゃぶりを辞めても歯並びは改善されない
という理由があるからです。
実際、親からの強い指摘や注意が心に残ってしまうと、それを取り除くのは難しい可能性があります。
歯並びは治せても、心の傷は簡単には治せません。
■ 当院の考え方と対応について
峰歯科・矯正歯科クリニックでは、
- 指しゃぶりは様子見
- 精神的な背景も含めて、お子さんの状況を丁寧に観察
- 歯並びや噛み合わせに問題がある場合、将来的に矯正治療の提案
というスタンスで診療を行っています。
「指しゃぶりをやめさせましょう」とは言いません。
必ず辞める時が来ます。
■ まとめ:「指しゃぶりは自然に辞める」
指しゃぶりがあってもなくても、歯並びに問題があれば治療が必要ですし、お子さん自らの意思で必ず辞めるので、ここで注意して辞めさせる必要は全くありません。
一番大切なのは、お子さんの心の安心と成長を見守ること。
「そろそろやめた方がいいのかな?」「歯並びに影響してないか心配…」
そんな時は、ぜひ伊賀市の峰歯科・矯正歯科クリニックまでご相談ください。
必要なときに、必要なサポートをご提案させていただきます。
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