- 院長ブログ
- 2025/07/15
■ 赤ちゃんの歯が生えてきた!どうケアする?
こんにちは、峰歯科・矯正歯科クリニックのKSK(けいすけ)こと峰啓介です。
「下の前歯がちょこんと顔を出してきたんです!」
そんな嬉しいご報告をいただくと、こちらもほっこりします。
でも同時に、
「歯が生えたら何をすればいいの?」
「歯ブラシってもう必要?」
といったご相談もよくあります。
今日は、赤ちゃんの歯が生え始めたときにどうケアすればいいか、わかりやすくお伝えします。
■ 最初のケアは“慣らすこと”から
生えたての歯は、まだ歯ぐきから少し顔を出したくらい。
この時期は「きれいに磨く」よりも、「触られることに慣れてもらう」が一番大切です。
以下のようなことから始めましょう:
- ガーゼで歯を軽くぬぐってあげる
- お口の中を触る練習をする(頬の内側、上くちびるなど)
- 赤ちゃん用の歯ブラシを“おもちゃ”代わりに持たせてみる
※嫌がったらすぐやめてOKです。無理にやる必要はありません。
■ 歯ブラシは「上下1本ずつ生えたら」本格スタート
上下の前歯が1本ずつ生えた頃が、本格的なケアのスタートラインです。
この時期には以下のようなケアを意識しましょう:
- 歯ブラシはヘッドが小さい赤ちゃん用を
- 寝かせ磨きで、保護者が磨いてあげる
- 磨く時間は1回1分以内でもOK
- フッ素入り歯みがき粉は少量から(米粒程度)
まだ奥歯がないので、「ちゃんと磨けてなくても大丈夫」という気持ちで取り組みましょう。
■ 虫歯のリスクは“生活習慣”からも
よく、「赤ちゃんにも虫歯ってできますか?」と聞かれますが、
答えは “YES” です。
ただし、赤ちゃんの虫歯は「歯みがき不足」だけが原因ではありません。
むしろ大きく影響するのは食生活や生活リズムです。
- だらだら食べ(間食の時間が長い)
- 甘い飲み物(ジュースやスポーツドリンク)
- 寝る前の哺乳や飲食習慣
こうした環境が続くと、まだ柔らかい乳歯はあっという間に虫歯になります。
このあたりについては、こちらの記事でも詳しく書いています:
▶︎ 「子どもに“甘いおやつ”いつからOK?」(2025年7月9日投稿)
よければ合わせてご覧ください。
■ 当院の小児ケア:無理せず“できることから”
峰歯科・矯正歯科クリニックでは、
赤ちゃんのお口のケアについても保護者の方と一緒に考えていきます。
- 「嫌がるのでできません」→ それでOK。方法をご提案します
- 歯ブラシ・仕上げ磨きの選び方もアドバイス
- ご希望があればフッ素塗布も可能です
「できることから、少しずつ」が合言葉です。
小さなことでも、遠慮なくご相談ください。
■ まとめ:「赤ちゃんの歯が生えたら、“慣れること”と“食習慣”が大事」
赤ちゃんの歯みがきは、完璧を求める必要はありません。
お口に触れられることに慣れながら、食生活や飲み物の習慣を整えることが、
実は虫歯予防の第一歩です。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
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