三重県伊賀市の歯科・矯正歯科「峰歯科・矯正歯科クリニック」一般歯科／矯正歯科／小児歯科／インプラント／審美歯科

こんにちは。**峰歯科・矯正歯科クリニック 院長のKSK（けいすけ）**です。

今回は実際にあったご相談をもとに、

「途中でやめた歯の治療を、今さらだけどやり直したい…」

というテーマについてお話しします。

■ 「あの時、ちゃんと続けていれば…」

ある日、久しぶりに来院された患者さんが、少し気まずそうにこうお話しされました。

「2年前に治療を始めた奥歯なんですけど…忙しくて通えなくなって…

最近すごく痛くなって、やっぱり見てもらおうと思って…」

診てみると、仮詰めの中で虫歯が進行し、歯が割れかけていました。

結果的にその歯は抜歯せざるを得ない状態に…。

「やっぱり、ちゃんと通っておけばよかった」

とその方は、何度もつぶやいておられました。

■ 痛みが引いても“治った”わけではありません

治療の途中で「痛みがなくなった」と感じて、そのまま通院をやめてしまう方がいます。

しかし実際には、

・神経を取ったことによって、痛みのセンサーがなくなった

・一時的に炎症が治まり、症状が落ち着いたように見える

というケースがほとんどです。

症状が表に出なくても、内部で虫歯や感染が進行していることがあり、後から激しい痛みや腫れにつながることもあります。

「痛みがない＝治った」ではないということを、ぜひ知っておいてください。

■ 忙しい中でも、無理のない通い方を一緒に考えます

「仕事が落ち着いたら」「子育てが少し楽になったら」…そう思っているうちに、何ヶ月、何年と経ってしまうこともあります。

峰歯科・矯正歯科クリニックでは、

・通院回数をなるべく抑えた治療計画

・あらかじめ治療計画に沿ってお約束をとってもらう

など、お忙しい方にも継続して通いやすい環境を整えています。

中断してしまったことに引け目を感じる必要はありません。

大切なのは、「これからどう治していくか」です。

■ 今ある状態から、最善のゴールを目指しましょう

治療途中で中断したことで、状況が以前より難しくなっていることもあります。

しかし私たちが大切にしているのは、**「今の状態から、どこまで良い状態に仕上げられるか」**です。

抜歯が避けられない場合もありますし、以前の治療計画を見直す必要が出ることもあります。

それでも、今できる最善の方法を一緒に考え、ご提案いたします。

「もう遅いかも」ではなく、「今から、どう良くしていくか」。

そう考えていただければと思います。

■ 気になっているなら、まずはご相談を

もし、途中になっている治療が気になっているなら、

それは体が発している「サイン」かもしれません。

再治療には、早めの対応がとても大切です。

放置することで、選択肢が限られてしまうこともあります。

どんな状態であっても、患者さんと一緒に最善の方法を探しますので、

どうぞお気軽にご相談ください。

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