- 院長ブログ
- 2025/06/10
歯が痛い…でも“削らない”選択が最善なこともあります
こんにちは。
**峰歯科・矯正歯科クリニック 院長のKSK(けいすけ)**です。
今日は、「歯が痛いとき、どんな治療をするのか?」というテーマでお話しします。
痛みがあると、どうしても「すぐに治してほしい」と思われがちですが、
実はその場で治療を始めない方が良いケースもあるんです。
■ 歯が痛いときの主な処置は、3つあります
歯に明らかな問題がある場合、選択肢は大きく分けて以下の3つです。
- 歯の神経を取る処置(抜髄)※麻酔あり
- 神経が腐っている場合の根管治療(感染根管治療)※通常麻酔なし
- 抜歯(歯を抜く)
いずれも、歯を大きく削る処置になります。
特に抜歯となると、もう元には戻りません。
だからこそ、できる限り避けて通りたい治療です。
■ 「痛み=虫歯や病気」とは限りません
実は、歯そのものに異常がないのに痛むというケースも、少なくありません。
たとえば、
- 一時的なかみ合わせのズレ
- 歯ぎしりや食いしばりによる圧迫
- 歯ぐきや顎関節の問題
などが原因で、歯に痛みを感じることがあります。
また、原因がわからない事も多々あります。原因がわからない痛みはほとんどの場合、激痛には至りません。
このような場合は、「今すぐ削る・治療する」のではなく、まず経過観察が基本です。
その結果やはり歯の問題が顕在化して、削るに至る事もあります。しかし、逆の歯に問題ないのに削ってしまう事は、避けたなければいけないと考えています。
■ 歯を守るために、まず“説明”を大切にしています
痛みがあるのに処置をしないと、「何もしてくれなかった…」とがっかりされるかもしれません。
ですが、やみくもに削ることは、長い目で見て歯を守ることにはなりません。
私たちは、必要な治療はしっかりと行います。
その一方で、経過観察がベストと判断した場合は、その理由や見通しを丁寧にお伝えするよう努めています。
実際には、何度も説明を重ねることでご理解いただけることが多く、
私たちも、患者さんにとって本当に必要な治療を見極める責任を日々感じています。
■ 気になる痛み、まずはお気軽にご相談ください
痛みには原因が分かるものから、分からないものまであります。
それが治療を必要とするものなのか、一時的なもので経過をみるべきなのか。
それを正しく判断するのが、私たち歯科医師の役割です。
「どうしたらいいか分からない…」
そんなときこそ、お気軽にご相談いただけたらと思います。
その結果治療に至らない事も多々あります。しかし、治療しなくても良いのが何よりなのです。
あなたの歯をできるだけ削らずに守る
それが、当院の目指す歯科医療です。
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