三重県伊賀市の歯科・矯正歯科「峰歯科・矯正歯科クリニック」一般歯科／矯正歯科／小児歯科／インプラント／審美歯科

こんにちは。

**峰歯科・矯正歯科クリニック 院長のKSK（けいすけ）**です。

今日は「フロスは毎日やった方がいいのか？」という疑問についてお話しします。

診察のときにもよく聞かれるご質問のひとつです。

■ フロスの目的は“歯と歯の間の清掃”

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れは完全には落とせません。

特に歯と歯の間は、虫歯や歯周病が始まりやすい場所です。

ただし、正しい角度と動かし方で毛先をしっかり届かせて磨くことができれば、フロスを使わなくても虫歯は防げます。

ただしその磨き方は、熟練が必要で簡単ではありません。

だからこそ、確実に汚れを落とすためには、フロスを併用する方が無難と言えるのです。

■ 毎日じゃないとダメ？

理想的には「1日1回」フロスを使うのがベストですが、

現実的には「できるときにする」「週に数回でも続ける」ことの方が大切です。

最初から完璧を目指すのではなく、少しずつ生活習慣に取り入れていけるようにすることがポイントです。

■ 子どもにフロスは必要？

お子さんの場合、特に小さなうちは虫歯になるかどうかは、歯磨きよりも食生活の影響が大きいと感じています。

そのため、すき間のある乳歯に対して、無理にフロスをする必要はありません。

ただし、6歳ごろに奥に生えてくる「6歳臼歯（永久歯）」には注意が必要です。

乳歯と違って、永久歯はこれから一生使う歯です。

今後永久歯への交換が進んでいきます。永久歯だけでもフロスを使うことをおすすめします。

■ まとめ：完璧を目指さず、“続けられるやり方”を

フロスは虫歯や歯周病の予防に非常に有効なツールですが、

「毎日できないと意味がない」と思わず、できる範囲で少しずつ取り入れることが大切です。

気になる方は、使い方やおすすめの種類などもお伝えしますので、

ぜひお気軽にご相談ください。

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