- 院長ブログ
- 2019/03/26
矯正治療で歯を抜かなくてはいけない?
当院の矯正治療のコンセプトは
80歳でも20本の歯を残すです。
いわゆる8020運動です。
8020運動とは先述の80歳で20本の歯を残すキャンペーンですが、
なぜ20本なんでしょうか?
それは20本あれば、比較的なんでも食べられるからだと
私は考えています。
というのも、
歯の本数は上下左右それぞれ7本ずつで28本です。
ちなみに親知らずは8番目の歯ですが、
ほとんどの方はちゃんと生えていないので、
噛み合わせを作るときに親知らずを入れないことがほとんどです。
ですので、32本ではなく28本と。
20本残っているということは、
上下左右それぞれ5本ずつ残っている平均となります。
人はそれぞれに5本ずつの歯があると、
わりと何でも噛み砕くことができます。
そこで、矯正治療。
矯正治療ではその治療方針から
歯を抜いて治療することがあります。
健康な歯をもったいない・・・
と思われるかもしれません。
将来的に歯を残そうと思ったら、
歯並びが良いに越したことはありません。
もちろん噛み合わせに関しては、
良い方が歯の健康は保たれます。
抜いたほうがきれいに噛み合うし、
機能的な問題が解決するとしたら、
抜いたほうが良いこともあります。
歯を抜かないと絶対に治療できないケースもあります。
その場合で歯を抜きたくないとおっしゃるのであれば、
矯正治療をすることはできません。
矯正歯科の中で、なんでもかんでも歯を抜いて治療
って先生もいらっしゃいます。
単純に歯列弓の形などの美しさを考えると、
抜いたほうが良い症例もあるでしょう。
しかし、
将来歯を残すことができ、
なおかつ誰が見ても美しい歯並び
であるならば、
わざわざ抜いてその細かいところまで治療するの?
って症例もあります。
私はそのような症例の場合は、
抜かない選択肢も提示します。
やはり歯を抜かずとも並べられる症例は
抜かないに越したことはありません。
当院ではいろんな年代の方が
矯正治療を受けていますが、
80歳までにはまだまだほど遠い方たちばかりです。
やはり残せる歯は残したいです。
もし歯を抜くケースで、
矯正治療だけを考えるとこの歯なんだけど、ってケースでも
他に不健康な歯があった場合、
不健康残して、健康な歯を抜くのは・・・
って思いますよね。
それに関しては、不健康な歯を抜くプランを提案させていただきます。
それぞれの治療方針のメリットデメリットを理解したうえで、
治療を受けていただきたいと思っています。
- 住所
- 〒518-0878 三重県伊賀市上野西大手町3598(崇廣中学校となり)
※キッズスペース完備 駐車場14台完備 - 営業時間
- 平日・土曜:9:00 - 12:00(11:30最終受付) / 14:00 - 18:00(17:30最終受付)
- 休診日
- 水曜日・日曜日・祝日
- 最寄駅
- 西大手駅
三重県伊賀市の峰歯科・矯正歯科クリニック
おすすめ記事
-
- 院長ブログ
- 歯が痛い時の対応
-
- 矯正情報ブログ
- 最近の矯正治療の動向
-
- 院長ブログ
- 虫歯の治療について院長が考えていること
-
アーカイブ
- 2025-05
-
矯正歯科について
- 矯正症例集
- なぜ矯正をした方がいいの?
- 矯正治療のすすめ方
- 当院の矯正装置(オプション)
- 矯正料金表
- 矯正治療Q&A
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
9:00-12:00 (11:30最終受付) |
● | ● | 休 | ● | ● | ● | 休 |
14:00-18:00 (17:30最終受付) |
● | ● | 休 | ● | ● | ● | 休 |
- ※休診日…水曜日・日曜日・祝日