- 矯正情報ブログ
- 2025/06/22
子どもの出っ歯、いつから治療すればいいの?
こんにちは、峰歯科・矯正歯科クリニックの院長KSK(けいすけ)こと峰啓介です。
「うちの子、前歯が出てきている気がする」
「このまま出っ歯になったらどうしよう…」
そんな不安を感じて、相談に来られる保護者の方が増えています。
今回は、出っ歯(上顎前突)の治療時期や原因、当院での考え方についてご紹介します。
出っ歯のデメリットとは?
出っ歯には、見た目の印象だけでなく、日常生活に影響するいくつかのデメリットがあります。
・前歯で食べ物をうまく噛み切れない
・唇が閉じにくく、口がぽかんと開いてしまう
・口呼吸や滑舌の問題につながる場合も
このような機能面の問題が、成長とともに徐々に現れてくることもあります。
出っ歯は「乳歯のとき」から始まっていることも
出っ歯の傾向は、実は乳歯列の時点で現れていることが少なくありません。
特に「指しゃぶり」などのクセがあるお子さんでは、保護者が早くから気づいているケースも多いです。
ただし当院では、指しゃぶり自体を無理にやめさせる必要はないと考えています。
・指しゃぶりのクセは、成長とともに自然に収まることが多い
・指しゃぶりをやめても、歯並びが自然に治るとは限らない
そのため、癖の矯正よりも、適切な時期にしっかりと診断・治療を行うことが重要です。
治療開始の目安は「小学校5年生ごろ」
当院では、出っ歯の矯正治療は小学校5年生ごろから始めることが多いです。
ただし、乳歯の生え変わりが早い子どもは、もう少し前から治療を検討するケースもあります。
矯正のタイミングを見極めるには、定期的な検診が最も確実な方法です。
原因は“前歯”ではなく、あごのバランス?
出っ歯というと「前歯が前に出ている」と思われがちですが、実際には以下のような原因が重なっていることが多いです。
・下あごが小さい
・上下のあごの位置関係がずれている
・骨格のバランスの問題
つまり、見えている前歯だけで判断せず、全体のかみ合わせと骨格をしっかり診断することが大切です。
当院の取り組み:認定医が一貫して診断・治療
峰歯科・矯正歯科クリニックでは、日本矯正歯科学会認定医がすべての診断・治療を担当します。
・検査で現状を丁寧に把握
・成長の見通しを踏まえた治療方針のご提案
・ご家族と相談しながら、最適なタイミングを一緒に判断
早すぎる治療や、逆に見逃してしまうことを防ぐためにも、まずは一度ご相談ください。
まとめ:出っ歯は「気づいた今」が相談のチャンス
出っ歯は、気づいたときにはある程度進行していることも多い症状です。
「様子を見てから…」と先延ばしにすると、最適な治療時期を逃すリスクもあります。
気になる方は、まずは定期検診の際にお気軽にお声かけください。
歯の健康だけでなく、お子さんの口元の未来のために、一緒に考えていきましょう。
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