院長ブログ　マスクで虫歯や歯周病のリスクが？

院長ブログ
2020/11/09

たまに歯に関するニュースを調べることがあるのですが、気になる記事がありました。

コロナ下において、マスクをすることが多くなり、そのマスクをしている状態だと口呼吸になりやすく、口の中が乾燥しやすくなる。そのために、虫歯や歯周病のリスクが大きくなると、ベスト・スマイル・オブ・ザ・イヤー2020授賞式のときに日本歯科医師会の先生が発表したそうです。

唾液には免疫力があり、唾液が乾燥してしまうと、虫歯や歯周病のリスクは増大してしまいます。

ただ、マスクをすることにより口の中が保湿されるような気もするのですが、本当にそんなリスクが存在するのか・・・？

しかし、一番のリスクはなんと言っても、コロナで怖いからといって歯科医院でのメンテナンスに行っていなかったということ。

今でも一日の感染者数が何人という報道がしつこくされています。この感染者数というのは、PCR陽性者であり、コロナ肺炎発症者ではありません。報道はあまりされていませんが、発症者数はそれほどいないようです。三重県での現在の重傷者数は3人だそうです。おそらく、インフルエンザではもっと多くの患者さんが重症化するでしょう。

歯科医院でのコロナの感染は未だに報告がなく、報道でなされてたほどのリスクは高くないことを示唆していると思います。

健康のことを考えると、コロナのリスクよりも、歯の定期的メンテナンスの方がメリットが大きいと言えると思います。