院長ブログ　コロナ緊急事態宣言解除後の意外な影響

院長ブログ
2020/06/30

コロナの騒動も伊賀では何となく落ち着きつつあるのかなと感じます。

歯科医院の患者さんの来院については完全にコロナ騒動の前の状態に戻っています。

歯科医院への通院の自粛は、テレビでの報道がきっかけで、必要以上に皆様に歯科医院への通院の自粛を促してしまった感があると思います。

歯科医院は以前より、何かと感染症の温床とされてきましたので、どの業界よりも感染症対策は取ってきたと思います。今回のコロナ騒動でも、従来通りの対応をしていれば、それほど感染のリスクは高くないと思うものの、これまで以上の感染対策を取ってきました。

例えば、フェイスシールドを付けたり、受付にビニールシートをかぶせたり、診察前に患者さんへうがい薬でうがいしてもらったり、など他にも細かいところに気を配っています。

テレビでも、歯科の本当の専門家が出てきて、歯科治療が不要不急のものではないという解説をしてくれており、歯科に対する患者さんの信頼もかなり回復してきたと思います。

そして、最近は以前にも増して、歯並び治療についての問い合わせが多くなりました。

なぜかというと、どうやらマスクの生活が大きく関係しているようです。

今は、マスクをしての生活が当然になっています。そのため、矯正器具の見た目を気にする方が、今こそ矯正をしようと思っているようです。矯正器具の見た目については、私としてはそれほど目立つものではないとは思っているのですが、確かに今まででも歯並び相談をしていると、大人の患者さんが一番気にしているのは、装置の見た目でした。

ということで、矯正装置の見た目の敷居が著しく下がっています。

今後も、夏にマスクをしていたとしても、しっかっりとしたエチケットと捉えてもらえるのは間違いないはずです。

矯正治療にとって、思わぬ影響があり、私としても予想していなかったことなので、少しびっくりしています。

しかし、それによって皆様の健康に良い影響を及ぼしているので、素晴らしいことだと思います。