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下の歯にデコボコがある症例です。

上の歯にデコボコが大きい症例に関しては、歯を抜かなければ治療できない事が多いのですが、下の歯のデコボコに対しては、歯を抜かずとも治療できる可能性が高くなります。

この症例は、上のデコボコが小さく、下の歯にデコボコがある症例です。奥歯のかみ合わせも悪くないので、歯をぬかずに並べました。

年齢と共に、もともと歯並びが良い人でも、下の前歯にデコボコができてくることがあります。歯並びは年齢的な変化があるのです。この症例は並べるのは簡単ですが、その後その状態を維持していくことが重要です。

下の歯のデコボコという主訴に対して、改善することはたやすいのですが、並んだ後も後戻りを防ぐ装置が必要です。並んだばかりの最初の一年は一日中私用してもらいますが、その後も夜だけは使用しないと再びデコボコができてしまいます。

年齢を重ねれば重ねるほどデコボコができやすくなります。歯並びをキープするためには寝るときだけで良いので、ずっと後戻りを防ぐ装置を付けてもらうことをお勧めしています

デコボコ

・治療内容

デコボコが小さいので歯を抜かずにならべます。

ブラケット装置で矯正します。

・費用等に関する事項

おおよそ70万から100万円くらい

・治療等の主なリスク

治療期間が長引く事があります。

歯根が短くなる事があります。

歯肉が退縮することがあります。

最終的な仕上がりを見て、やっぱり歯を抜いて治療したいということもあります。

・副作用等

矯正治療中に歯磨きを怠ると通常より虫歯になりやすくなります。

保定装置を怠ると、後戻りします。

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